矯正歯科治療の種類・料金
当院で扱っている「矯正歯科治療の種類・料金」についてご紹介いたします。
アメリカ発祥のマウスピース矯正「インビザライン」は、世界中で1,000万人以上（※）の治療実績がある矯正治療システムです。
一人ひとりの歯並びに応じて取り外し可能なマウスピース型の矯正装置を設計・作製し、治療の段階ごとに付け替えていくことで歯並びを少しずつ改善していきます。歯の一部分のみ歯並びを改善する部分矯正から、全体の歯並びを改善する矯正まで対応可能です。
また、お口の型どりを専用スキャナーで行い、そのデータをもとに歯並びがどう変化するか3Dシミュレーションでご確認いただけます。
その他、以下のようなさまざまなメリットがあります。
透明で目立たないマウスピース
薄くて透明なマウスピースを用いるため装置が目立たず、矯正治療を行っていることが周囲に気付かれにくい点が多くの方に喜ばれています。矯正中も口元を気にせずに過ごしていただけます。
金属アレルギーの心配がない
インビザラインの装置には金属が使用されていません。金属アレルギーの方も不安なく治療を受けていただけます。
痛みや違和感が少ない
マウスピース一つで動かせる歯の移動量は0.25mmです。ワイヤーを使った従来の矯正治療よりも少しずつ歯を動かすので、痛みが出にくいのが特徴です。
また、マウスピースは薄く作られています。そのためお口の中での違和感が少なく、矯正装置が頬の粘膜や舌に擦れて痛んだり、口内炎ができたりするリスクも軽減できます。
治療中のストレスを軽減可能
ご自身で装置を取り外せるため、いつも通りに食事を楽しんだり、きちんと歯磨きできたりと日常生活へ影響が少ないのもメリットです。お口の中を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病の予防をしやすい治療法だと言えます。
このようにメリットが多いインビザラインですが、いくつか注意点もあります。取り外し可能とはいえ、食事や歯磨きの時間以外、1日20時間以上は常にマウスピースを装着しなければいけません。また患者さまのお口の状態によっては、この治療法が適応できないケースも存在します。
当院では無理にインビザライン治療を勧めず、まずは綿密に診査・診断し、適応可能な患者さまにのみご提案するようにしています。
※2022年現在
| インビザライン・フル | 748,000円(税込822,800円) |
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| インビザライン・ライト | 420,000円(税込462,000円) |
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治療名：マウスピース矯正（インビザライン）
治療の説明：透明なマウスピース型の装置で行う矯正治療です。
治療の期間・回数：1年半～2年半、12～20回
リスクや副作用：歯磨き等のセルフケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高くなります。装着時間を守らないと計画通りに歯が動かない、治療期間が延びる場合があります。矯正治療が完了した後は後戻りを防ぐために保定装置を装着します。保定装置を正しく使用しないと再度矯正治療が必要になる可能性があります。歯と顎のバランスによってはご自身の歯を削る場合があります（削る量は個人差があります）。まれに歯の根が短くなる可能性があります。装置装着後、痛みを感じることがあります(歯が動く正常な反応なので心配ありません)。頬の粘膜・唇・舌などに、口内炎ができることがあります。歯周病等で歯ぐきが下がっている方は、歯を動かすことでさらに歯ぐきが下がる可能性があります。重なっていた歯がきれいに並んだことで歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間ができる可能性があります。
注意事項：
【医薬品医療機器等法（薬機法）において現在未承認の医療機器を用いた治療について】
当院では、マウスピース型カスタムメイド矯正装置（製品名：インビザライン）による矯正治療をご提供しております。矯正治療を受ける際には、以下の点をご了承ください。
●未承認医療機器の使用
マウスピース型カスタムメイド矯正装置の材料は厚生労働省の認可を得たものですが、当院で使用しているインビザラインは完成物薬機法対象外の矯正装置です。医薬品医療機器等法（薬機法）の承認を得ておりませんので、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
●入手経路
マウスピース型矯正システム「インビザライン」は米国のアライン・テクノロジー社の製品です。当院はアライン・テクノロジー・ジャパン株式会社を通じて利用・入手しております。
●国内の類似する承認医療機器の有無
当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置以外に、複数のシステムが開発されています。また、その中には日本で承認を得ている矯正装置も存在します。
●諸外国における安全性等に係る情報
インビザラインは、全世界で1000万人以上（※）の症例数を持っています。1998年に米国食品医薬品局（FDA）の承認を得ており、現在まででインビザライン固有の重篤な副作用の報告はありません。
※2021年現在
お子さまの歯並びは短期間で大きく変化していきます。あごの発育に伴って歯並びも健全に成長すれば問題ありませんが、健康な成長が見込めない場合は、できるだけ早めに矯正治療を行いましょう。
当院では、大人の歯に生え変わったときを見越し、キレイな歯並びへと導くための「予防矯正」を行っています。予防矯正は、3〜8歳のお子さまにおすすめしています。また、お子さまのお口周りの筋肉と舌を鍛え、「正しい機能」に改善する機能訓練「口腔筋機能治療（MFT）」も行っています。
お子様の年齢や口腔内の状況によって、お子様一人一人に合うように以下の複数の装置を組み合わせます。
各装置の治療期間や治療回数の記載をしていますが、その装置を単体で使用した場合の治療期間・治療回数の目安です。
当院は、装置を組み合わせているので、実際の治療期間や治療回数は当院でカウンセリングや精密検査を受けていただいた後に目安をお伝えいたします。
※どの器具を組み合わせて治療を行っても費用は一律4800,000円（税込528,000円）となります。通院ごとにかかる調整料（一般的には1回あたりの調整料は3000円くらいかかります）は矯正費用に含まれています。
プレオルソ
「プレオルソ」は、取り外し可能な柔らかい素材で作られたマウスピース型の装置を用いた矯正方法です。この装置は歯を直接動かすだけでなく、歯並びを悪くしている原因（お口周りの筋肉）を改善し、間接的に歯並びを改善させていく特徴があります。
急速拡大装置
上あごの骨ごと歯並びの横幅を広げる固定式拡大装置です。
インビザライン・ファースト
お子さま用のインビザラインを用いた矯正治療です。
主に、小学低学年～高学年のお子さまが対象ですが、当院では年齢で判断するのではなく、お口の中の状況をみて判断しています。
| 子供の矯正（小児矯正） ※調整料込み | 480,000円（税込528,000円） |
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治療名：プレオルソ（大塚式こども歯並び矯正法）
治療の説明：マウスピース型の装置を口の中に入れて、口の周りの筋肉の訓練をする矯正方法。間違った舌の位置や口呼吸を改善することにより、正常な顎の発達や歯並びへと導きます。
治療の期間・回数：1～2年、6～15回
リスクや副作用：毎日のトレーニングを怠ると良好な結果が得られません。夜寝るときに装置をお口に入れておく必要があります。生涯の歯並びを保証するものではありません（成長により通常矯正が必要になる場合があります）。症状が改善されない場合は他の矯正治療に移行する場合もあります。
治療名：急速拡大装置
治療の説明：装置をお口の中にはめて、少しずつ歯列の幅を広げることで自然な歯並びへと誘導する矯正方法です。
治療の期間・回数：半年～1年、6～15回
リスクや副作用：装置に慣れるまでに1週間ほどかかる可能性があります。歯列を広げる過程で少し痛みを感じる可能性があります。装着時に多少しゃべりづらくなる可能性があります（2，3週間ほどで慣れます）。
